JAグループ職員向け 農業経営支援セミナーⅠ(大阪)

2019年7月26日 夏期公開セミナーの2回目を大阪で開催しました。
参加者は、岐阜県、広島県から3名でした。皆さん中央会(営農センター)への出向者で、元々は全農、信連、共済連であり、専門が異なる大変バラエティーに富んだメンバーとなりました。

【セミナー内容】
1.経営支援の心構え(支援マインド)
2.経営分析の手法
3.実データを使った経営分析演習
4.経営支援業務の全体像

【アンケート結果】
1.経営支援の心構え(支援マインド)
(大変良かった100%、良かった0%、普通0%、悪かった0%、大変悪かった0%)
2.経営分析の手法
(大変良かった100%、良かった0%、普通0%、悪かった0%、大変悪かった0%)
3.実データを使った経営分析演習
(大変良かった67%、良かった33%、普通0%、悪かった0%、大変悪かった0%)
4.経営支援業務の全体像
(大変良かった67%、良かった33%、普通0%、悪かった0%、大変悪かった0%)
5.総合評価
(大変良かった100%、良かった0%、普通0%、悪かった0%、大変悪かった0%)

【セミナーの感想】
・分析の流れ(大きい数字から小さい数字を見ていく)を理解できて良かったです。そのおかげで沢山ある情報の中から何をピックアップすればよいかのコツがわかりました。精度はまだまだなので、これから経験を積んでいきたいです。
・分析診断の手順について教えて頂き参考になりました。今後にいかしていこうと思います。
・経営診断に対するハードルが下がった。
・今回学んだこと(特に演習と心構えの点)については、現場での実践につなげたい。但し、経営分析については現状データ収集が進まないことや、実施数も多くできると思われないため、特定の地域等で試行的に行うなど、JAと検討したい。

【経営支援の課題】
・特に各JAにおいて、税務支援の面に意識が向きがちであり、記帳・申告で困っている人に対して提案するものという意識が強い。
・ソリマチWebについては農協利用者には多分メリットがあるが、農協を利用していなかったり、都市農業地域のJAでは不動産所得も多くメリットがない。
・私と同様に身構えてしまっていることだと思います。経営分析に対するハードルをもっと下げるような説明が必要だと感じました。

受講生の方々には、暑い中遠方より来ていただき誠に感謝したします。
これを機会に、またお会いできることを楽しみにしています。