JAグループ職員向け 農業経営支援セミナーとは

当研究所は開所して以来、多くの県のJAグループで、農家への経営支援業務に必要な実践スキルなどの取得を目的とした研修会を行ってきました。おかげさまでどの県でも大変好評を得ており、実施していただける県も毎年増加しています。
ここで、上記の研修会の一部の内容をオープンセミナーという形で実施し、広く参加を呼びかけさせて頂くこととしました。元JAグループの職員が実践の中で培った、JAならではの実務ノウハウをお伝えさせていただきます。

【セミナー内容】

≪セミナーⅠ(経営分析編)≫※セミナーⅠ・Ⅱは、個人事業主の経営支援を想定しています。
JAの経営支援事業の基本となる考え方とともに、経営分析の実務的な手法を学びます。
(1)経営支援の心構え(支援マインド)
(2)経営分析の手法(経営比率等は使いません)
(3)実データを使った経営分析演習(個人経営体)

≪セミナーⅡ(目標設定・フィードバック編)≫※セミナーⅠ・Ⅱは、個人事業主の経営支援を想定しています。
経営分析は、農家にその結果を報告して内容を話し合うまでが業務です。この話し合いをフィードバックと呼び、ここではその手法と合わせ、個人経営の場合の目標設定の方法も学びます。
(1)事業と生活の計画
(2)経営分析のフィードバック(ロールプレイ演習含む)

≪セミナーⅢ(コミュニケーションスキル編)≫
経営分析のフィードバックや個別支援(コンサル)などで農家と話し合う際に有用な、コーチングスキルを基にしたコミュニケーションスキルを学びます。
(1)コミュニケーションスキルの必要性
(2)コミュニケーションの基本スキル
(3)ティーチングとコーチング

≪セミナーⅣ(農業経営支援事業戦略編)≫
JA組織として農業経営支援をどのように進めていくかを学びます。経営支援事業の事業目的や事業効果の理解、体制作り、記帳代行・経営分析・個別経営支援業務の繋がりなどについて解説します。
(1)農業経営支援の事業戦略
(2)フィードバックとデータ整備
(3)コンサル実施体制

≪セミナーⅤ(コンサル実務編)≫
個々の経営体の個別の経営課題の解決を目的とした経営コンサルの手法として、個別調査・分析や行動支援の方法を具体的な事例などを通じて学びます。
(1)支援マインド2
(2)コンサル実務

≪法人財務諸表と分析の基礎≫
法人の決算書を正しく読むための財務諸表の構造と着眼点、および主要な経営比率を使った経営分析手法について学びます。
(1)決算書(財務諸表)の基本
(2)損益計算書(P/L)
(3)貸借対照表(B/S)
(4)剰余金処分案
(5)貸借対照表と損益計算書の関係

 

【農業経営支援ゼミナール】
このゼミナールは「農業経営支援セミナー」の修了者の継続学習と情報交換などを目的に、主にセミナーⅠ~Ⅴで取り扱われなかったテーマの学習や、より多くの経験が必要な経営分析やコミュニケーションスキルの演習などを行う機会として実施するものです。

●参加者はセミナーⅠ~Ⅴの修了者
●テーマは毎回異なる