JA全中 経営改善提案実践研修会(東京)

平成28年6月1日(水)~3日(金)9時~12時。東京大手町のJAビルの4F会議室にて、表記の研修会のが開催され講師を務めました。

この研修会は、毎年JA中央会・連合会およびJA職員を対象にしているもので、今回は以下のような日程で行われました。
●【経営改善提案にかかる基礎知識】講師:全中 担い手総合支援課
●【経営改善提案ワークショップⅠ(家族経営)】進行:全中 担い手総合支援課
●【出向く担い手支援の実践事例】講師:JA鹿児島中央会 池田 健太郎 氏
●【経営改善提案ワークショップⅡ】進行:全中 担い手総合支援課
●【実際の経営支援のすすめ方】講師:農業経営支援研究所 代表 木下 徹 

当方は3日めの最後のコマを受け持たせていただきました。
内容は以下の通り。00050_Capture

Ⅰ.経営支援の実践手法
 ・農家のやる気を引き出す
 ・信頼関係の構築
Ⅱ.農業経営管理支援の基本
 ・経営分析・診断と経営コンサル
 ・記帳代行の意味と課題

独立してから全中の研修会で講師を務めるのは初めてでしたが、多くの県中、連合会、JA職員の方々の前で話ができることは、自分自身にとってもいい経験をさせていただいたと思います。
少しでも今後の参考にしてくれたら幸いです。

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【アンケート結果】
よく理解できた86%、少し理解できた9%、理解できなかった0%、わからない0%、無回答5%

・説明が解りやすい。
・農家の主体性が重要であり、それを引き出してこその支援であることが理解できた。
・再確認できた。DSC_1473-1
・理想論ではなく実務的な視線で、来週から何をやっていけばいいのか参考になった。
・JA・県域の進め方を、先生の考えのみならず他県の例も総論的に教えてほしかった。
・中央会では実際の現場に立って支援することがそれほど多いわけではないが、実際のJAないしのうかの現場で、どのような進め方になるのか、想定の上で提案をしていかないと真に有効なものにはならないと思った。上司や部下に対する接し方、モチベーション管理という意味で個人的なスキルアップを心がけたいと思った。
・是非、当JAにて職員研修会をしたいです。
・経営支援を進める際に、農家の信頼関係が重要であり、JAからの一方的な押し付けはうまくいかないこと等、今後担い手農家に接する際に参考になりました。
・現場により近い考え方がとてもよかったです。
・各JAにやる気を出してもらわないと、データの集積自体が難しいと感じました。JAにやる気を出してもらえるような説明を自分ができなければならないと感じました。県下の記帳体系統一など。
・実際に茨城県で事業を完遂・立ち上げした経験に基づいたお話だったので、話に入りやすかった。
・実際の進め方の基本的な物が内容を分かり訳す説明していただいた。業務に少しでも取り入れ進めていきたい。
・経営管理支援を実施するうえでのポイントが示され、大変参考になった。
・農家目線で押し付けにならないような事業展開、人間関係、感情など技術や知識の前に必要なことに気づきました。とにかく話し合いの場を持つこと。
・すばらしい。自分はJAにて「カリスマ性のある営農指導員」を目指してきました。本来の基本となることがいくつか忘れていることに気づかされました。
・経験談を含めた講義内容だったため大変解りやすかった。
・農家とのかかわりについて勉強になった。記帳代行については今後やっていきたい。
・役員に対する研修会で、講師をお願いしたいと思った。
・経営支援について大変参考になりました。記帳代行については当JAでは進められておりませんが今後の参考にしたいと思います。農家への対応もわかっていたつもりなのですが改めて確認できました。
・経営改善支援を行う上で、心がけや課題など実践していきたいと思います。
・自分でも参加できたので解りやすかったです。
・経営支援の際の農家との接し方だけでなく、JA内部での理解促進も大事であるというのがよくわかってよかった。
・経営分析改善の提案を行う上で重要なことがとてもよく理解できた。この業務を行う上でまず初めにお話をうかがうとよかったと思いました。これから生かしていきたいです。
・とても興味深い内容で、今後の活動に活かしていけたらと思います。
・目的、目標、信頼関係の構築、いつも研修内容を頭に入れて農家と向き合っているつもりですが、ついつい自分の考えを押し付けたりすることがある。研修内容をもう一度見直して農家対応をしていこうと思います。
・あまり手を掛けずにやるという話が、これまで聞いたことがなくて参考になった。
・非常に解りやすく具体性があった。DSC_1471-1
・大変興味深いお話でした。もっと時間のボリュームがあってもいいと思いました。
・話し方がうまい。聴いていてもあきない。大変参考になりました。1日じっくりと講義を受けたいと思いました。
・現場でなぜ動けないか、どうしたらよいか、明確であり大変参考になった。経営支援の本質の話が聞けて良かった。話のポイントも整理されて聴きやすく動けそうな気がするので、自分なりに整理して同じ考えの職員さんを増やしていきたい。
・研修内容自体が、過去の成功体験、失敗体験と見事に一致しており自身の行動の参考になった。
・どう実践していくか。頑張りたいと思います。
・限られた体制でどのように進めていけばよいかと考えていたが、その糸口が少なからず見えた気がします。
・少し時間が短い。
・今後業務で実践できる具体的な内容でした。活用させていただきます。
・中央会の実態を踏まえたうえで、生きた情報の話が多かったので参考になった。
・とても明瞭な説明で解りやすかった。農家の方へのアプローチの仕方も考え直していかないと感じた。
・感情を伴う仕事をこれまであまりできてこなかった。また職場自体にそうした視点が欠如していると感じていたため、心情的に楽になった。まずは記帳代行の意味をしっかりJAに伝えて、一緒になって事業に取り組みたいと思います。
・農家の立場になって話を進めていく当たり前の様で、中々十分にはできていないような気がしています。あらためて気づきを得ることができました。ありがとうございました。DSC_1468-1
・経営コンサルの難しさ(事業のJAグループ内での連携も含む)、奥深さについて共感でき、共感でき、そのような困難の中でも経営管理支援事業をどのように進めていくべきかヒントを頂きました。広島にもご訪問いただき、東海と十に必要性を訴えかかて(研修会を通じて)いただきたいと思いました。
・柔らかい話で理解しやすかった。中央会出身ということでJAの実情にも詳しくて良かった。
・経営支援担当者はもとより、TAC担当者にもきかせたい内容であった(信頼関係)。
・経営支援の進め方について切り口を変えながら順序立てて進めていただき解りやすかった。
・経営支援に対しての取り組み方についての具体的な説明であり学習したことを業務につなげたい。
・経営支援を進める為の心構えとして、聴くことができよかった。愛媛でも来年度から本格的に進めたいと思っているので、本県でも講演をお願いしたい。
・精通している方の話はやはり参考になった。
・口調もやわらかく冗談を交えつつ面白い講演だったので理解しやすかった。
・経営支援の実践手法、主役は農家組合員でJA組織ではない。農業経営管理支援の取り組みの考え方にも一本化はない。
・心理や振る舞い等具体例があり解りやすかった。JAとしての経営支援は興味深かった。
・実際の業務で同じような事があり、廃業になってしまった農家がありました。こちらからの一方通行では農家が立ち直らない。
・データや分析を行うこと以上に、大切な人としての姿勢や、そもそもなぜ経営支援を行うのか、非常によく理解できた。効率性・継続性・網羅性を心がけ、完全を求めすぎないようにしようと思った。
・非常に実務的内容で非常に参考になりました。全国のJAで農業経営管理支援事業に取り組まれることを願っています。
・この事業における最も重要な考え方について研修していただいたと思う。
・コーチング的な気づきのある講義でとてもよかった。
・今後、分析コンサルで農家さんと関わることが多くなるので、今回の内容をかつようしていきたいです。

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