JAグループ職員向け 農業経営支援セミナーⅡ(東京)

2019年8月7日(水)。公開セミナーの第二講座として「フィードバック編」を初めて開催しました。
受講者は栃木県2名、沖縄県2名、岐阜県1名の5名の参加となりました。

【内容】
1.経営目的と目標の設定
2.経営目標とライフプラン
3.経営分析のフィードバック
4.集団分析とその活用

公開セミナーでは初めて実施する内容でしたが、フィードバックについては受講者の関心も高く、ロールプレイなどもしっかりやっていただきました。

【アンケート結果】
1.経営目的と目標の設定
(大変良かった50%、良かった50%、普通0%、悪かった0%、大変悪かった0%)
2.経営目標とライフプラン
(大変良かった25%、良かった75%、普通0%、悪かった0%、大変悪かった0%)
3.経営分析のフィードバック
(大変良かった50%、良かった50%、普通0%、悪かった0%、大変悪かった0%)
4.集団分析とその活用
(大変良かった50%、良かった50%、普通0%、悪かった0%、大変悪かった0%)
5.総 合 評 価
大変良かった50%、良かった50%、普通0%、悪かった0%、大変悪かった0%)

【セミナーの内容について】
・目標と目的を別物にして考えなかったためアドバイスも半端なものになっていたと思います。ライフプランを含め目標に近づくための目的を具体化することが大切だと思います。
・今セミナーを通じて「目的」を持つことの重要さに気づくことができました。学んだことを現場に持ち帰り、自身の考えと合わせながら業務に活かしていきたい。
・ロールプレイで練習出来て良かったです。実際やると難しかったです。他県の話が聞けたのも良かったです。
・内容がとても分かりやすく経営支援の考え方が良くわかった。

 

 



【JAの経営支援事業の課題】
・職員によるスキル・モチベーションの差が大きい所。また人事異動が近年多いので、品目の知識が乏しい職員が多くなっている。
・記帳代行の入力負荷が大きい。面談や準備に時間が使えるといいのですが・・。今のままでは件数も増えていかない。
・集団分析による系統利用率が見える化できれば経営支援事業の重要性をアピールする手段として有効だと感じた。

【その他】
・先進JAで行っている具体的な経営支援の取り組みの実例の紹介とコミュニケーションスキルをセミナーで行てほしい。

現場経験の豊富な受講者がいたため、フィードバックのロールプレイは農家役を含め非常に内容のあるもので受講生同士での刺激の送り合いにもなったのではないかと思います。
また、どこかで皆さんとお会いできることを楽しみにしています。