JA全中「農業経営管理支援システム 導入検討県域説明会」対応(東京)
平成28年9月30日(金) 13:30~16:30に、TKP東京駅大手町カンファレンスセンターにて、標記の説明会が開かれた。
この説明会は、農業経営管理支援システムの導入・更新を検討中の都道府県中央会等に向けられたもので、この日は各県から25名の参加があった。
参加県の多くは、来年度にかけてWeb農業簿記Sの導入を積極的に検討しているようであったが、事務局からは、「ただシステムを入れるだけでは業務は回るとは限らない。運用ふくめたシステム導入の留意点を話してほしい」といわれ、それに沿った説明を行った。
説明会は以下の内容で進められ、当方からは、90分ほど説明をさせていただいた。
【内容】
〇農業経営管理支援システムにかかるこれまでの取り組み経過(JA全中)
〇農業経営管理支援システム導入にあたっての留意点(農業経営支援研究所 代表 木下 徹 )
1.導入後の問題点
2.導入のポイント
3.Web 農業簿記システムの自動仕訳システムとは
4.旧来の自動仕訳システムの課題の例
5.Web 農業簿記システムの自動仕訳システム等に求められる機能
6.業務取引を自動仕訳データに反映させる
7.不動産・一般・法人の自動仕訳システム
8.連動データを確認するための環境
9.システム運用方針
10.Web農業簿記導入までの進め方
〇Web農業簿記システム(ソリマチ)に関する説明(ソリマチ㈱)
〇らくらくWeb簿記システム(静岡県農協電算センター)の共同運用に関する説明(JA全中)
私の方からの説明は、時間がやや不足し最後は駆け足気味になってしまい、参加者の方には充分な理解が促せなかったかもしれないという反省はあります。ただし本来的にテーマが個別具体的なものなので(経済システムなどが県域毎に異なり、今までの農業税務の指導内容も様々)、不足分は各県個別に対応させていただければと思います(笑)。