JAいわてグループ Web農業簿記合同専門部会(岩手)

来年からWeb農業簿記システムを導入し、全県的に農業経営管理支援事業に取り組むJAいわてグループ。当研究所も事業立ち上げにかかるコンサルタントとして関わり、事業体制構築にむけて尽力しています。

4月15日(水)に行われた、「県下統一・Web農業簿記・確定申告システム 運用準備に係る第一回合同専門部会」では、県内7JAと連合会あわせて約40名が出席し、農業経営管理支援事業における最初の協議が行われました。

当研究所からは、基本レクチャーとして「JA農業経営管理支援事業の意義と役割について」と題し、約80分の時間をもらい講義を行った。

《主な内容》

●「そのそも経営支援とはどういうものか?」「農業経営管理支援事業は、JA経営にとって本当にメリットがあるのか?」「なぜ手間のかかる記帳代行(税務支援)を行うのか?経営支援だけ行えば良いのではないか?」という問いに応える。
●大規模農家は経営支援を必要としている。農家経営にスケールメリットが利いていない理由と対策。
●JAにとっての農家経営支援をすることのメリット。ポイントはJAの総合性の活用。
●農家の経営の伸びしろはJA経営の伸びしろ
●経営支援には記帳代行が不可欠な訳とその5つのポイント
●いきなり記帳代行の実施体制は作れないJAでも、実施可能な方法とは。

この後行われた懇親会では、参加者のJAおよび連合会の職員からは、大変ご好評を頂き「是非うちのJAに来て役員に話してください」「資料の一部使っていいですか?」との言葉を頂きました。

岩手県中央会、担い手支援班の皆さま。これからが大変なので引き続き気をしきしめていきましょう!

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