「農業簿記データを活用した経営分析・診断」研修会(福島)

平成27年5月1日(金)に、JA福島県中央会主催の「簿記記帳代行サービス実務担当者会議」がJA福島ビルの多目的ホールで10時より開催されました。JA福島ビル
この会議には県内13JAと関係団体30名以上が集まり、午前中の会議では、「現行の取り組み状況」と「今後の取り組み」、さらには「経営分析・診断への取り組み」について議論が行われました。

当研究所からは、午後13:00から16:30まで、「農業簿記データを活用した経営分析・診断」と題し研修講師を務めさせていただきました。

【主な研修内容】
・情報のオーバーロードに陥らないように。
・経営支援をJA事業として継続的に行うためには。
・経営分析と経営コンサルの違い。
・記帳代行はなぜ行うのか?
・経営分析の進め方ー具体的な分析手法を考える。
・経営分析の実演ー数をこなすことが必要。
・経営目標の設定ー実は分析よりも重要。

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以上のないようについて、隣同士の受講者で意見交換を交え研修会を進めました。
受講アンケートからは以下のような声を頂きました。

・分岐点等の農家が解りにくい部分の説明はなく、見るべき所全体的にとらえて説明することが大切だと解った。
・説明が非常にわかりやすく、短時間ではあるがポイントが理解できた。
・いままでと違う形式の研修になり、大変勉強になりました。
・もっと濃い内容まで学習したいので、1日~2日で開催してほしいです。
・若手職員を含めて、研修を受ける人数を増やしてほしいです。とても勉強になります。
・今後もぜひ続けてほしいと思うほど、中身のある良い研修でした。
・経営支援のパイオニアから教わることができ、非常に意義深い研修だと考えました。
・・・・ほか

以上、大変ありがたいお言葉と評価を頂くことができました。

午前中の会議を通じ感じたのは、JA福島グループの農業経営管理支援は確実に進んでいるということです。もちろんいろいろな課題には直面しているものの、中央会もその課題を正確に把握しており、全般的にしっかりとした事業の土台が築かれつつあるような印象をうけました。今後の進展が大いに期待できます。

最後になりましたが、中央会の遠藤部長、古川室長、この度は貴重な機会を頂き大変ありがとうございました。今後もどうぞよろしくお願いします。

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