農業経営にかかる3診断活動実践研修会(新潟)

2023年6月21日(水)10:00~16:00 表記の研修会がJA新潟中央会主催で開催されました。
会場はJA新潟ビル10階大会議室。参加者は事務局含め34名(県内10JA)。
内容は次の通りで、弊所は研修2の「農家との面談時のコミュニケーションのポイント」(210分)を受け持ちました。

【研修内容】
1.研修1:農業経営にかかる3診断活動の取り組みについて(中央会)
2.実践報告:JAえちご上越・JA佐渡
3.研修2:農家との面談時のコミュニケーションのポイント(農業経営支援研究所)
 ①コミュニケーションスキルを使った実務事例
 ②「関心」「承認」「傾聴」「質問」の各スキルについて
 ③効果的な対話の構造について
4.全体質疑

【アンケート結果(研修2について)】
大変良かった56%、良かった41%、普通0%、良くない4%、悪い0%

【意見・感想】
・傾聴する気持ちで接する。
・オープンクエスチョンで質問できるようにしていきたい。
・早口であった。スケジュールをタイトにするより「ゆとり」を持つべき。
・経営支援に携わる中で課題に感じていた部分の解消に繋がった。
・内容は良かったが、早口なので聞き取りづらかった。
・コミュニケーションスキルについて、非常に分かりやすく学べた。
・コミュニケーションの大事さ、難しさを感じた。
・質問の投げ方について、とても参考になった。
・演習をやりながら、楽しく受講できた。
・傾聴と質問のタイミングが勉強になった。
・農業者の方とのコミュニケーションの取り方、特に話の聞き方、広げ方など勉強になった。
・参考になる話ばかりでした。他の方にも聞かせてあげたい。
・農家に気付いていただくという主旨の取組にも関わらず、JA主体の内容となり申し訳ない。(講師)
・ポイントを理解して農家とのコミュニケーションが上手くできるようにしていきたい。
・コミュニケーション研修をもっと聞きたいと思った。
・ペアワークが大変良かった。

 

新潟県にはもう10年間仕事でお呼びがかかっていますが、いつも農家向けの研修会で、JA職員向けは今回が初めてだと思われます。
そのせいではないですが、短時間に多くを詰めすぎたと少々反省しております。

全国的に、県レベルで経営支援事業を熱心に取り組む例は少なくなりつつある中で、このような研修会は貴重だと思います。
今後も継続的に行っていって欲しいものです。

最期になりましたが、事務局の沢栗課長、山田課長、大橋様、大変お世話になりました。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。