2022年 記帳代行担当者 実務情報交換会(オンライン)

4月28日(木)2回目となる標記の情報交換会を開催しました。

今回は6県7JAから11名の参加と前回よりは少なかったものの、逆に密度の濃い話し合いができたのではないかと思います。
今回は事前にテーマを絞っての意見交換という形にしたせいか、120分という時間で何とか収めることができたかもしれません。

今後の会の持ち方も、いろいろ検討していきたいと思います。

【内容】
前半:各JAの業務概況報告
●事前アンケートに基ずく各JAの状況報告

ー休憩(5分)ー

後半:各JAの業務課題に対する意見交換
●軽減税率、インボイスの対応状況について
●農家の系統外取引報告の精度向上と遅延対策について
●担当者間の事務ルールの平準化、教育、引き継ぎ、進捗管理について

 

【アンケート結果】

 

【会の内容・進め方・参加条件など、会の有り方全般について感想やご意見、希望】
●参加JAの数は丁度良いと思いました。記帳代行にこだわらず、事前に具体的なテーマを募集して参加JAを募集した方がトークが盛り上がると思います。ありがとうございました。
→ご提案ありがとうございます。全国が対象ですので事前のテーマ募集となると、通信コストや事務の手間などが膨大になることが予想され断念しています。より良い方法を具体的にご教授いただけると参考になります。

●初めて県域を越えた全国的な記帳代行担当者の情報交換会に参加して、同じ記帳代行業務でもやり方等がここまで違うものかと思うほど、様々な情報を聞くことができ有意義な時間となりました。 業務に関することや、分業制による人材育成の方法、記帳代行利用者との円滑な書類のやりとり方法(例:契約書に受け渡しの方法を記して、違反したら契約取り消す)などなど、参考になりました。ただ、当JAの上層部が記帳代行業務をどのように考えているのかが分からず・・・人材配置によってこの業務の請け負える人数も決まってくると思うので、人材育成を効率よく行うためにはどのようにすればよいかが悩ましい限りです。
→県によって方向性がかなり違うので、県をまたいだネットワークは貴重ですよね。今後もよろしくお願いします。

●他県JAさんからの情報はもちろんですが、先生からの各県の経緯や状況を含めた情報も非常に参考になりました。ありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。自分ではしゃべり過ぎていると反省しているので、皆さんからの発言で私の出る幕を無くしてくれるのが理想です。

 

会終了後、あるJAが、他県の参加JAの担当者の話を受けて、さらに詳細が聞きたいと連絡をとっていたようです。こういう県域を越えた担当者のネットワークができる事が会の目的でもあるので、今後もどんどん広がることを期待したいです。

まだ手探り状態の会ですが、継続することに意味もあると思いますので、来年も開催していきたいと思います。