農業経営支援セミナーⅡ(オンライン)4

2021年11月15日(月)に表記の研修会をZoomで開催しました。出席は7県8JAから9名と、前回のセミナーⅠと同じメンバーとなり、ある意味リラックスした雰囲気で出来たのではないでしょうか。

【内容】
1.事業と生活の計画
2.経営分析のフィードバック

【アンケート結果】
アンケートは回収できた7名分です。

 

【研修について】
・経営目的と経営目標をまずは明確にすること。は経営支援をおこなっていくえうえで共通する基本事項であり、これまで実践でどれだけおこなえていたかと考えさせられました。また、生活費もそこまで重要視してヒアリングできていませんでしたが、経営目標に絡む重要なものであり、今後の活動に生かせれそうです。ライフステージに応じた生活費の変化も考えさせられ、より具体的な対話ができそうだと感じました。これらのことは信頼関係(人間関係)が成り立ったうえでの話であることからも信頼関係の構築はやはり重要なものだと痛感しました。  フィードバックに関しては、自分の中でマイナスなイメージがありましたが、今回の研修を受講することにより、意識が変わりました。フィードバックには各フェーズがあり、段階を追って対話することが大切で、JA側の一方的な説明ではなく農家さんに寄り添った対話ができる質問力が必要だと認識できました。 総じて、本日研修受講したことは、なによりも実践でしか学べないことがあると思うのでしっかりと準備を行い、実践していきたいと思います。
⇒個人事業は生活と切り離せません。ここから農家の経営目的を引き出す必要があります。いずれにしても実践を重ねることが最大のスキルアップになると思います。

・心のガードの部分がすごく参考になりました。
⇒次のセミナーⅢの中心課題の一つです。お楽しみに。
 
・農家の考えを引き出す重要性が分かった。
⇒よかったす。
 
・良いところ。 ・挨拶等の基本だが大事な事の確認ができたこと。 ・目標設定や行動設定の話がスムーズにできないことが分かった。 →今後慣れていきたいと思います。 ・演習(グループ演習)があり、さっそく実践できること。 感想等 ・勉強になりました。今回もありがとうございます。
⇒次回もよろしく。
 
・基本ロープレは苦手でしたが、実際に農家さんと話をする前に、その難しさを体験できたのが良かったと思います。次回も楽しみにしています。
⇒私もロープレは苦手でした(笑)。
 
・本日のセミナーありがとうございました。 ロープレを通して自分の弱点が見え隠れがして直すべき場所がわかりました。利用者の声を聴いて着地点を決めるため、その着地点までの道のりを何通りも想定しておくことも必要だと感じました。 webでのロープレは完全に1対1の形になるので、集合研修よりもかえって緊張感があっていいように感じました。 次回もよろしくお願いいたします。
⇒うまくできないという事を一度でも経験してみるのも良いとおもます。
 
・自経営に対する目的・目標設定については、以前から実際に農業者と経営数字の話をする中で課題であると感じていた点でした。様々な経営の転機(認定農業者申請、規模拡大、法人化)などで相談を受けた際に、「実際どのくらい所得が欲しいですか?」と問いかけても根拠だって明確な回答を持っている方は少ない印象でした。  農業者が仮にそういった状況でも、本日の研修のように段階を踏んで農業者の思いをくみ取りながらヒアリングすることで農家本人に現状の課題・目標・目標に向けた行動について整理してもらい、そのこと(農家本人の意思)に基づいた支援を実施していくという自然な流れができるという事が学べました。  これからすぐに農業者と経営数字について話をする機会が増えていくので、今回学んだ内容を実践して、実際の農業者の反応を確認しながら取り組んでいけたらと考えています。  この度はありがとうございました。今後もご相談させていただけると助かります。
⇒「専門化」という言葉のもと、支援者側も総合的な視点で支援が出来なくなっているのかもしれませんね。専門性っていうのは農家から見れば「部分的」な話題なのですから。支援者側も専門性という名目の基で、全体像を描く努力を省いているのかもしれません。
 
 
 
次回は今回のメンバーから1名減った状態で行いますが、よりリラックスして内容の有るセミナーをやっていきたいと思います。