法人財務諸表と分析の基礎(オンライン)

2021年10月20日(水)13:30より、表記のセミナーをオンラインで行いました。このセミナーは「知識系」の内容であり、内容は既知のものでしたので、どこまで受講者が来てくれるか見えませんでしたが、6県から7JA、8名の受講者に参加いただきました。

内容的には、以下のとおりですが、基礎とうたいながら受講者によっては随分難しく感じたようです。

また時間を半日にしたのですが、30分延長しても納まりきらなかったのは大いに反省すべきところだと思いました。次回は1日コースにして仕切り直したいと思います。

セミナー内容は財務諸表の内容の解説を中心に行い、着眼点と共に経営比率などの指標を紹介するといったものでした。

【内容】
1.決算書(財務諸表)の基本
2.損益計算書(P/L)
3.貸借対照表(B/S)
4.剰余金処分案
5.貸借対照表と損益計算書の関係

【アンケート結果(5名分)】

【7.セミナー全般についてご感想・ご意見などありましたらお願いします。】
・農業は固定費がほとんどという損益分岐点の話が新しく、参考になりました。

・丁寧な説明で非常にわかりやすい研修会でした。その分後半の駆け足の内容が少し残念でした。 次回以降の研修会も楽しみにしておりますのでよろしくお願いいたします。

・説明もわかりやすかっただけに、半日ではなく、ある程度時間に余裕のある1日での研修が望ましかった。
 
 

【8.JA職員向けの農業経営関連の研修には、どのような研修が必要だと思いますか?】
・丁寧な研修会が必要だと感じます。 具体的には数字や専門用語だけで説明するのではなく、木下先生の言葉や具体例で話していただけるととても分かりやすいと思います。 今回のような丁寧な説明がある研修会がJA職員に必要な研修会だと思います。

・抑々、経営コンサルとはどのようなものか?
・コミュニケーション能力(ヒアリング)

 
 
【9.皆さんの職場の農業法人支援の課題・悩みなにはどのようなものがありますか?】
・コロナ禍で、収益を確保するため、基盤強化準備金を取り崩して従事分量配当の財源にあてている経営体がいくつか見受けられる。
 
・財務諸表が読めないことから経営分析が行えない。その中で、経営コンサルを行うとなると不安が生じてくるので正しい提案ができているのか不安になると思う。
 
 
 
終盤、大いに駆け足だったため、一部大きく不評を買ってしまいましたが、これを糧として次回以降も満足していただけるセミナーを行っていきたく思います。