農業経営支援セミナーⅠ(オンライン)3

2021年5月7日(金)10:00~16:30 当所主催のZoomによるオンラインセミナーを開催しました。
参加は2県(長野、新潟)から3名となりました。
この3名は全て記帳代行の担当者でもあるので、決算書の見方はもちろん、現状の農家の経営感覚などについても一定の理解があるようでした。
また、記帳代行から経営分析等に発展していく段階で課題を持っているというのも、同様な状態だったので、このセミナーが少しでも役に立ってもらえたらという気持ちで行いました。

【内容】
1.支援マインド
2.経営分析の実務
3.経営分析演習

【アンケート結果】
1.支援マインド
(大変満足100%、満足0%、普通0%、不満0%、大変不満0%) 
2.経営分析の実務
(大変満足100%、満足0%、普通0%、不満0%、大変不満0%) 
3.経営分析演習
(大変満足100%、満足0%、普通0%、不満0%、大変不満0%) 
4.総合評価
(大変満足100%、満足0%、普通0%、不満0%、大変不満0%) 

【セミナー内容について】
・二回目の受講でしたが、改めて農家の主体性が重要であることを認識できました。
 ⇒二度目の受講ありがとうございす。2度目でも新たな発見をしていただけるような研修にしていきたいと思います
・本日は、前回のおさらいができましてありがとうございました。
・未経験者にもわかりやすく、参加しやすい講義内容で非常によかった。
⇒解りやすく、参加しやすい研修を今後も目指していきたいと思います。

【経営支援業務の課題】
・記帳代行等において申告時期に業務が集中してしまうことが課題。平準化を図る必要がある。
⇒記帳代行事務の大きなポイントは年間業務の平準化にあります。
・JAの経営支援体制づくり。指導係や融資課との連携など。また、支援にあたり、掛かる経費を赤字事業の営農部でどう捻出、または利用料等をいただくか。記帳代行以外の方に拡大する場合、農家さんの経営状況を聞けるレベルの信頼構築。
⇒担当者の知識や経験だけでなく、組織の事業戦略が無いとこの業務は進めることはできません。
・経営分析自体がまだ浸透していない事項です。 本来であれば多くの部署で連携して行うものだと思われますが、現状、記帳代行担当部署のみで検討している内容であり、今後は農協全体として考えていかなければならないことだ思います。
⇒今後とは・・・今年中ですね。

 

今回はセミナーがやや早めに進行したこともあり、ひとりひとりの考えや意見を比較的時間をかけて聴くことができたと思います。
今回のメンバーは記帳代行のスタッフ経験もある人たちなので、次回以降、雑談を含めより相互方向の意見交換をできればセミナーの成果も大きくなると思います。次回以降もよろしくお願いします。