農業経営分析・課題解決支援研修会(福島)

2019年6月20日~21日の二日間で表記の研修会がJA福島中央会主催で開催され、講師を務めさせていただきました。
場所は、JA福島教育センター。参加者は県内4JAから職員11名の出席となりました。

【研修内容】
1.法人決算書の読み方
2.支援マインド
3.事業と生活の計画
4.フィードバックと経営目標
5.コミュニケーションスキル

 

 

 

 

【アンケート結果】
1.法人決算書の読み方
(大変良い:64%、良い:27%、普通:9%、悪い:0%、大変悪い:0%)

2.支援マインド
(大変良い:45%、良い:55%、普通:0%、悪い:0%、大変悪い:0%)

3.事業と生活の計画
(大変良い:55%、良い:45%、普通:0%、悪い:0%、大変悪い:0%)

4.フィードバックと経営目標
(大変良い:64%、良い:27%、普通:9%、悪い:0%、大変悪い:0%)

5.コミュニケーションスキル
(大変良い:64%、良い:27%、普通:9%、悪い:0%、大変悪い:0%)
6.総合評価
(大変良い:60%、良い:40%、普通:0%、悪い:0%、大変悪い:0%)

 

 

 

 

【受講者の感想】
・コミュニケーションスキル研修が大変自分の中に入って良かった。
・今までやってきたことを改めていくくらいに知識等を学べました。今後、今回身に付けたスキルを使って生産者との関係を構築していきたい。
・今まであまり考えたこと無かった分析や支援について勉強する事ができて良かった。
・「支援マインド」という概念は、農家と直接対面して話し合うことが求められている現在の私たちJAマンにとって、活動の前提として必ず必要な考え方だろうなと思いました。私は金融部門を担当しておりますが、資金調達の相談を受ける際、改善計画は農家自ら経営をみつめ自分の言葉で作り上げて、経営数値目標として事業計画に落とし込むものだと考えておりました。腹落ちする事の重要性は常に意識しております。現場で活用するために章ごとに使用するフレームワークツールを作成していただけると全体のフローをもっと上手に進めることができると思いますのでご検討ください。農家に対する視える化ツールが自分のスキル不足を補っていただければ目的を果たすことができると考えます。
・演習に慣れるまでは大変であったが、演習により自分の意見・考えが表現でき良かったと思う。
・農業経営分析のマインドが整理できたと思います(信頼関係)。明日から実践します。
・ひとつの事例をもって、その分析から最後まで一貫してその内容でロープレもすすめていけばよいかと思いました。
・班での話し合いが多く、相手の話しやすさ、態度等吸収できた点も多く、コミュニケーションが取れないとこちらからも伝えることが大変だと痛感いたしました。また相手の気持ちに立って話を聴く、話をする、これを心がけてこれからの生活の上で過ごしていきたいと思います。
・今回の研修で経営分析や課題解決に必要なことは、相手の意見をしっかり引き出し、一緒に解決することが大事なことと感じました。
・法人決算書について今までより理解を深めることができました。またコミュニケーションスキルを磨いていきたいと思います。
・良かったところ:自分の苦手な決算書の読み方、コミュニケーションスキルを研修できたことは良かったです。
悪かったところ:苦手を克服できなかった事。初日に時間が足りないと先生は言っていたので、駆け足の研修だった気がする。

 

 

 

 

今年で3回目の研修でしたが、おかげさまで無事終わらせることができました。
この研修会が、福島のJAの農家の経営支援の一助になれば幸いです。
事務局を務めて頂きました、小原課長、白井様、大変お世話になりました。