JA四万十 記帳研修会 定期講習会(高知)

2018年12月18日(火)、標記の研修会がJA四万十(現JA高知県)の農協記帳研修会が開催され、「所得最大化を目指した農業経営」というタイトルの講演を務めました。

当JAは「四万十農協記帳研修会」をいう農家の組織を持って定期的に学習会を開催しているようです。

場所はJA四万十本所中二階ホール。農家とJA職員および普及Cで約20人ほど集まっていただきました。

【内容】
〇所得の確認
〇固定費とスケールメリット
〇所得の使い道
〇経営目標はなんですか?

【アンケート】
大変良かった50%、良かった50%、普通0%、いまいち0%、悪かった0%

【講演について】
〇決算書の見方については解っていたつもりだったが、再確認させられるポイントがいくつかあり良かった。
〇子供も大きくなってきたので、先を見据えた規模拡大をスケールメリットを考えながら行いたい。
〇難しいところもあったが、勉強になりました。
〇内容は解りやすく、時間も長すぎず良かったと思います。

【経営の課題】
〇栽培技術は向上し、収量は増えてきたが労働力不足が多くみられてきたので、雇用の確保に尽力したい。また、費用対効果を考えながら機械化にも取り組みたい。
〇雇いたいが、人がいないので機械の導入も考えている。
〇後継者の育成、短期での労働力の確保、栽培技術の向上、優良販売先の確保
〇中期的(5年ほど)な視点で、設備投資を考えることが重要だが、変動する科目も多く、見込みが立てづらい。

JA四万十は農家の経営支援事業では先進的な実践をしており、正直、講演のレベル感を設定するのが難しかったのですが、やはり基本的なところを強調させていただきました。皆さんの参考になれば幸いです。

最後になりましたが、JA四万十の北村課長、小野係長、JA中央会の横山次長、大変お世話になりました。
またの機会を楽しみにしています。