経営分析を活用した農家へのアプローチ(福島)

平成29年9月28日~29日、表記の研修会が「農業経営分析・課題解決支援研修会」ユニット3として開催された。主催はJA福島県中央会。内容はユニット1の続きで、出席者も同じメンバーの5JAから18人中央会から2名の参加となった。

【内容】
1.農家への経営支援の基本
2.経営目的と目標
3.経営分析のフィードバック
4.事業と生活の計画.
5.コミュニケーションスキル
補論

【アンケート】
(1)農家の経営支援の基本
大変良かった33.3%、良かった55.6%、普通5.6%、いまいち0%、悪かった0%、無回答5.6%
(2)経営目的の目標
大変良かった44.4%、良かった44.4%、普通11.1%、いまいち0%、悪かった0%、無回答0%
(3)経営分析のフィードバック
大変良かった38.9%、良かった50.0%、普通11.1%、いまいち0%、悪かった0%、無回答0%
(4)事業と生活の計画
大変良かった38.9%、良かった44.4%、普通11.1%、いまいち5.6%、悪かった0%、無回答0%
(5)コミュニケーションシキル
大変良かった33.3%、良かった61.1%、普通5.6%、いまいち0%、悪かった0%、無回答0%
(6)総合
大変良かった27.8%、良かった44.4%、普通11.1%、いまいち0%、悪かった0%、無回答16.7%

 

 

 

 

 

【研修内容について】
・第三回目の研修は分析の結果を踏まえて具体化した内容でいったほうが実務的ではないかと感じた。そのほうがスキルの理解もより高いと思う。
・農家に気付かせるようなコミュニケーションスキルの必要性が大切と気づくことができました。沈黙が苦手なので間を持たせないようにしていますぃたが、その間を大切にしたいと思います。意識して取り組みたいと思います。ありがとうございました。
・実演をすることで自分の欠点が分かった
・コミュニケーションスキルは人間関係全てにおいて当てはまるので大変ためにたりました。子育てにも生かします。
・テンポがよかったので飽きずに時間がみじかっく感じられました。
・経営支援の本来の意味が分かったような気がしました。
・質問の仕方が色色気づかせてもらい良かった。
・行動設定ばかりに重さをおいていたので、これからは現状確認、目標設定も考えながら進めていくように思いました。
・気づかせること、引き出すことを今後意識しながら会話していきたいと思う。
・農家へのフィードバック、コミュニケーションスキルで農家から引き出す質問の仕方など理解できた。しかし、現べで活用するには、経験を増やさないと難しいかなと思いました。農家主体で、JAはい手伝い役として実施したいです。
・一つ一つの題がとても内容が濃く勉強になりました。
・経営分析はJAにどのような「メリットがあるか考えにくかったですが、金融部門を通じ循環していくんだなと思いました。実際を仮定してのアプローチの練習は学ぶことがありすぎて難しかったですが、ぜひ近々今回学んだ研修を実施してみたいです。
・JAからの見方で、農家の立場になることの大事さがわかる。JA利益が主になっていた。
・コミュニケーションスキルについて、コーチングスキルは回数、経験を重ねていかないと身につかないと思いました。大変勉強になりました。
・経営分析のイメージが違っていたなという印象です。農家個々の個性ももちろんありますが、概ねコミュニケーションスキルは、JA職員の得意分野なのでは、と改めて認識しました。
・今回の研修は会は現場に適した内容で、普段生産者へ伺っているときに、何気ない会話でもこにゅニケーションスキルを使うと色々膨らんでいくことが分かり、今後実践でも使っていきたい。
・わかりやすいせつめいであり、とてもためになりました。
・経営支援の手法や農家との接し方等ためになることばかりでした。今後の業務に役立てていきたいと思います。
・経営目的と目標についてわかりやすく理解できた。
・コミュニケーションスキルによる経営支援については、相手の心理面も大切だと感じた。
・これまで農業所得だけを考えていたが、生活費なども考慮して農家の経営改善を推進したい。

5月のユニット1に引き続き同じ受講生を対象とした研修会ということでしたが、受講生同士が慣れ親しんでおり、グループワークやペアワークが大変やりやすいと感じました。
ここで行ったことを少しでも実践に活かしていただければと思います。
最後になりましたが、事務局を務めていただいた、和田部長、山田課長、小原審査役ほか皆様、大変お世話になりました。
また次回もどうぞよろしくお願いします。