集落営農組織等法人化支援研修会(岩手)
平成28年1月21日(木)~22日(金)に、標記の研修会が花巻市のホテル紅葉館で行われました。
この研修会は、JA岩手県中央会が主催となり、県内の集落営農法人の設立を検討している農家を対象に開催された。
参加者は農家やJA・県ほか関係団体合わせて150名ほどでした。
研修会は中央会の大川参事の挨拶のあと二日間にわたり以下の通り進められました。
〇情勢報告①「集落営農組織の法人化の現状について」
岩手県農業振興課 平賀主査
〇情勢報告②「JAいわてグループの担い手支援の取り組みについて」
JA岩手県中央会 及川考査役
〇講演Ⅰ「集落営農組織の経営発展について」
秋田県立大学 藤井准教授
〇事例報告①「(農)ファームにしおいその取組について」
(農)ファームにしおいそ 安田顧問
〇事例報告②「(農)こがねファームの取り組みについて」
(農)こがねファーム 千田組合長
【1日目終了ー情報交換会へ】
〇講演Ⅱ「農業経営管理の重要性について」
農業経営支援研究所 木下 徹
〇講演Ⅲ「集落営農法人の会計・税務について」
八木橋税理士
以上の流れの中で、当研究所は90分で集落法人のリーダーに必要と思われる経営に関する講演を行いました。
全国で集落営農団体の法人化が進んでいますが、中には法人化することを目的化しているような動きも見受けられます。
法人化したことだけで、何かが上手く回りだすことは絶対にありません。設立の過程でそこに”魂”を入れ込むことを忘れてはいけないと思います。