農家経営分析診断・コンサル担当者研修会 ー2025後期ー(長崎)
2025年8月20日~22日の3日間、前期に引き続き表記の研修会が開催され、講師を務めました。主催はJA長崎県中央会と県農林部、受講者はJA8名、連合会2名、県9名の合計19名です。
【内容】
1.前期のおさらい
2.集団データの分析
3.肥育農家の経営分析
4.支援マインド2
5.コンサル実施体制
6.コンサル実務
【研修内容について】
・今回の研修では、演習を中心に、支援マインドやコンサル実施体制などの理解を深められて良かったと思います。畜産関係とか分からないことが多い分野でも、色々な見方をすることができ、分析や支援などしていけるということが分かって良かったです。経営支援など、今回学んだことを少しでも今後の仕事に活かしていきたいと思います。
・経営分析による支援方法を研修できたことが良かったです。サポートの仕方、アクションをどのように起こし、農家に寄り添えるかの流れも勉強になりました。
・良かったところ:連合会や振興局の職員の皆様とグループ討議ができ、また今回参加された職員の皆様は優秀で、意見等大変参考になりました。悪かったところ:年長であった所から、ついついグループ内を仕切りすぎた感がありました。感想:グループ討議中心の研修で、役割分担で様々なことを経験できて大変良かったです。
・知識を習得するのではなく、実践を通じ農家に寄り添うことが重要だと感じました。
・コンサル実務をはじめ、演習やグループワークなどで知識を深めることができました。経営支援といっても、データ分析、比較、ヒアリングなど、様々な手法を用いなければならないところが勉強になりました。P84「定性要因」は、農家の経営支援だけでなく家庭でも使えそうだと思いました。(子供に対する励ましなど)
・演習が多く、あっという間に時間が過ぎました。グループワークでとても楽しく学ぶことができました。いつもは考えることに時間がかかるタイプなので、限られた時間の中で演習をしていくことで、頭を回転させる練習にもなりました。他JAの方や、県の普及センターの方とも知り合うことができ、今後どこかで一緒に仕事をする機会が訪れることを楽しみにしています。
・指導員として、技術職である中で、農家と1対1で話す機会も多く、今回の支援者としての心の持ちようや話を聴くスキルなどはどんどん実践していき、農家とコミュニケーションをとり、円滑に実務を執り行っていきたいと思えるようになりました。
・情報をもとに推測し改善のためにどう手をつけていくのかの段取りの仕方を学ぶことができて良かったです。なかでも、「データとして改善すべき点をあらわし、それを農家に伝える。そこで、農家にも問題意識や気づきを得てもらう。そうでないと(こちらから一方的に言っても)意味がない。」が印象に残りました。今回学んだことを業務に生かしていきたいです。
・普段触れないコンサル業務について学ぶことができ、また違った視点で農業について見ることができました。
・経験が浅かったので、数字の見方や分析方法を知ることができて良かったです。コミュニケーションの心構えについても今後参考にさせていただきます。また、講師の先生や色々な立場の人の意見に触れられたことも良い刺激になったと思います。
・肥育牛経営のキャッシュ計算の内容が複雑であまり理解できなかったと感じました。業務の中で畜産農家の方の決算書等も見る機会があるため、理解ができるようになりたいと思います。振興局など県の組織だけでなく、JAや全農の方とも交流ができたので、このつながりを大切にしていきたいと感じました。
・実際に演習を実施しながらの学習だったため、内容が理解しやすかったと感じました。あくまで農家の行動や意思決定を支援することが重要であり、農家の経営改善のために動くことが大事であることが印象に残りました。
・農家ファーストのマインドで取り組む重要性を学ぶことができました。経営の内容で身構えていたが、専門知識がなくても情報を集めて比較することで、改善案を提案することができると学ぶことできました。コミュニケーションスキルの重要性も学ぶことができました。”
・肥育農家の分析など自分の専門でない部分には苦手意識があったが、様々なデータを並べて比較してみると、専門知識はなくても見えること、気づくことがあると実感しました。コンサルの実務やフォローアップについての演習では、実例が多く、実際に自分の管内の農家の状況と似た事例があり、「次の面談(訪問)ではこんな問いかけをしてみよう」と具体的な行動がイメージできました。経営分析、コンサルは農家とのコミュニケーション、信頼関係が大切となるので、積極的に農家を訪問していきたいです。
・畜産というあまり馴染みがない分野で経営分析ができたので良かったです。グループで話す時間が多かったので、様々な見方を学ぶことができました。合計6日間ありがとうございました。
・農家経営分析を行う際の心構えや必要な知識などを学ぶことができました。グループワークを行うことで、色々な意見を知ることができ、見聞が広がりました。このような知識や心構えは一朝一夕で身に付くものではないので、機会があればまた受講したいです。
・畜産は動く金額が大きく、収支のタイミングも結果があらわれるまで時間があることから、分析が難しいところもあるので実践的な演習ができて良かったです。
・社会人として、普及として1年目、振興局で経営(農業)を担当しています。普段の業務で農家の経営計画作成に携わることが多く、特に融資を受けるための審査に向けた資料作成については、本人の意向をどう取り入れるか悩んでいましたが、直接お会いして対話を重ねることで独善的な支援を避けていきたいです。常に農家第一で仕事に臨みたいです。また、本研修におけるグループワークも例外ではなく、1年目と伝えると若さ故の素人感が出てしまうこともあり、話しを聞いてもらいづらいとも感じています。初心を忘れず、たくさん経験を積むこと、歴を重ねることで信頼関係を構築していきたいです。
【研修会の運営全般について】
・テキストについては、班や自分で考える演習が多く、頭に入りやかったですし、色々な人の考えを聞くことができて良かったです。グループについても、1日ごとに人が変わることで、色々な人と話すことができ、考えが深まったなと思いました。
・研修内容、テキストも良かったので特にありません。
・開催時期をはじめ良かったと思います。
・グループで話し合うことは大切だと思いました。(他の人の考えも参考になりました)前後期、1週間欲しいです。
・色々な方の意見を聞けて参考になりました。(このような機会は滅多にないです)
・適当だったと思います。お茶やお菓子があり、気分転換しながら学習することができました。ありがとうございました。
・グループで経営分析、支援マインド等、実際にグループの仲間に対して、そのとき学んだ話をきくスキル等を使うように実践できたのは良かったです。
・開催時期◎テキストを挟むファイルが準備されてあり良かったです。お菓子も美味しくいただきました。
・研修の中で一度も一緒にならなかった方がいたので、満遍なくグループが組めたら良かったと思いました。
・4人グループは話しやすくて良かったです。
・6人班の机は少し手狭でした。開催時期や会場、時間は適当だと感じました。茶菓子が用意されていて助かりました。”
・コミュニケーションは経験の有無に関係なく、誰でもいつでも実践できるので、1年目の今、学ぶことができて良かったです。信頼関係を築くには相手の話を聴いて人を知ること、また適度に自己開示をするなど、直接的な対話が重要だと学びました。たくさん話をして、農家の知識を吸収していきたいです。
今年も前後期の研修を終えることができました。今年の参加人数も決して多くはなかったですが、ベテラン職員などもいてグループワークは非常に充実したのではないかと思います。
十年以上やらせていただいている研修会ですが、今後も内容など更新して受講者の業務に少しでも資する研修会にしていきたいと思います。
今回事務局の中心になってくれた長崎県中央会の吉田様、そして松浦センター長、そして事前事後の対応をしてくれた濱口様、大変お世話になりました。
今後もどうぞよろしくお願いします。



