農業経営支援セミナーⅣ(オンライン)6
2024年6月14日(金)表記のセミナーを開催しました。
受講者は、長野県1名、愛知県2名、香川県2名の5名となりました。
【内容】
1.農業経営支援の事業戦略
2.フィードバックとデータ整理
3.コンサル実施体制
【セミナーについて】
・農業経営支援事業の最終目的について認識できたところが良かった。
・現状は記帳代行から経営支援につながっていないので、まずは自分の部署内で成功させたいと考えている中、組織全体への波及は難しいなと感じました。
・職員一人の総合力の向上、チームの連携、経営者の理解など組織の取り組み方しだいで方向性、事業の深さが決まるのであろう。 少し、速足に感じた。
・記帳代行から経営分析、コンサル活動までの関連性に関し、JA香川県での体制(本店の所管部署)が異なっていることから、人員や情報の活用に問題を生じているように感じた。
【JAに必要なこと】
・農家所得向上のために、①費用削減のための購買品を安価にすること ②所得増大のための販売力強化等により農家からの信頼を勝ち取り、 農家に寄り添ったJAとなること。 ・全中システムの廃止。
・経営支援が組合員にどれだけ必要とされるかが重要だと思います。JAとして青年部組織に対しては他の生産部会以上に意見を聞いている傾向にありますので、担い手を中心に経営支援やコンサル支援などを行い、必要とされる事業となれば他部署も巻き込みながら発展していくのではと考えます。
・専門部署の確立
アンケートのご指摘にもあった通り、自分でも少し速足であったかなと感じています。
内容的にもまだまだ研究途中なこともあり、セミナーの進め方や伝え方などもっと改良すべきと感じました。
以上にもかかわらず、今回のセミナーを通じてJAの農業経営支援事業の可能性や現在の課題などについて受講生と共有できたら幸いに思います。