農業経営支援セミナーⅠ(オンライン)9
2024年5月17日(金)10時から標記のセミナーを開催しました。
参加者は、岩手県1名、長野県1名、愛知県3名、香川県2名の7名でした。
【セミナーの内容】
・今まで数値の比較に留まっていましたが、本研修を通じて、財務諸表から仮説を立てて分析することを学びこれからも生かしていきたいと思います
・演習があり分からいながらも取り組めました。専門知識がなくともいろいろ相談しながらいろんな目線ですればということで少し楽になれました。
・資料から得られることが多いと思いましたが、自分が分析して出た結果が正しいのか 自信が持てません。経験を積む必要があると感じました。
・分析演習について、他の方の発言により自分の意見や考えがまとめることができ、発言につなげることができた。
・経営支援と聞いて膨大な知識と経験が必要と思っていて、生産者に的確なアドバイスをしなければならないと考えていました。その考えが間違っていると思いましたし、一方的ではなくお互いの考えが大切だと感じました。
【農家の経営課題】
・高齢化による、経営の存続、資材等の高騰に対しての収支の維持
・儲かる農業。少なくとも家族の生活が楽にできるような収益・所得があげれるにはどうすれば良いのか。現状の資材、肥料農薬などの高騰など支出は増加する一方。価格転嫁が難しいといわれる第一次産業。
・経営はより多くの収入を安定的に得ることが必要ですが、現状は価格競争にさらされて事業継続が難しい状況です。工業製品じゃないのですから直ぐ生産中止、再生産開始なんてできませんので安心して農業が長期的に安定した経営ができるような環境になってほしい。
経営分析演習では、発言している人が偏っているような印象をうけ、なかなかついてこれなかった人がいたかもしれません。それと関連してか今までと比べ、今回のアンケート結果は、「大変良い」が少なく、ちょっと厳しい(笑)かなと思いましたが、これも励みとして次回以降も頑張りたいと思います。