農業経営支援セミナーⅣ(オンライン)5

2023年12月5日(火)表記のセミナーを開催しました。
受講者は、香川県1名、埼玉県1名の2名となりました。

【内容】
1.農業経営支援の事業戦略
2.フィードバックとデータ整理
3.コンサル実施体制

【アンケート結果】

【セミナーについて】
・いきなりコンサルに入るのではなく、経営分析のみのパッケージ化でもOKだということで事業を計画していくハードルが少し下げることができたと感じました。 また、JA組織内での周知を含めてJA事業への反映される部分をレクチャーいただき参考にさせていただきます。
・コンサルを行う上での課題(JA内部の協力体制、役員の認識)は、コンサル後のJA事業量で評価する必要があることを認識できた。その点を加味してコンサル報告様式を改善したい。また、担い手サポーター活動で提案書作成は多くを課しすぎていたのだと認識した。大きな方向性は変えられないかもしれないが、まずは、経営分析に専念できるよう、研修会等を開催したい。

【組織で必要なこと】
・県域→ブロック(関東)→全国というような情報連携が必要だと思いました。 システム及び手法、手段など、すでにスタートしているJAでも苦労があると思われるのでJAという全国組織で対応できると素晴らしいものになると思いました。
・部門間をまたいだ横の連携が必要。組織が大きくなるほど縦割りが強くなる。いち担当がすべての業務を認識することはできないので、営農経済、信用共済が定期的に情報交換を行える場を設けることは必要であると思う。JAグループ(信連、全共連、全農、中央会)との連携もこれまで以上に必要になってきていると思う。(JA総合事業マネージャー機能の発揮)

セミナーⅣの戦略編は、地味というかあまり焦点が当たらないところで、若い職員にはなかなかピンとこない点もあるかと思いますが、今回の受講者は高い関心をもって最後まで受講してくれたように思われます。
受講者の人たちが、マネージャー視点で仕事をするときに役立ててもらえれば幸いです。