農業経営分析・課題解決支援研修会(福島)

2020年7月1日(水)~2日(木)の2日間、表記の研修会がJA福島教育センターで開催され講師を務めさせて頂きました。主催はJA福島中央会、参加者は県内JA7名、連合会4名、県普及所1名の合計12名となりました。

今年はJAの融資推進課や全農営農企画部そして農林事務所からと様々な職歴をもつ受講者構成になり、いつもよりワークなども盛り上がったような気がします。

【内容】
《1日目》
1.法人決算書の読み方
2.支援マインド
3.事業と生活の計画(前半)
《2日目》
3.事業と生活の計画(後半)
4.コミュニケーションスキル
5.フィードバックと経営目標

【アンケート結果】
1.法人決算書の読み方
(大変良かった33.3%、良かった50.0%、普通8.3%、悪かった8.3%、大変悪かった0.0%)
2.支援マインド
(大変良かった66.7%、良かった25.0%、普通8.3%、悪かった0.0%、大変悪かった0.0%)
3.事業と生活の計画
(大変良かった50.0%、良かった33.3%、普通16.7%、悪かった0.0%、大変悪かった0.0%)
4.コミュニケーションスキル
(大変良かった58.3%、良かった33.3%、普通8.3%、悪かった0.0%、大変悪かった0.0%)
5.フィードバックと経営目標
(大変良かった41.7%、良かった50.0%、普通8.3%、悪かった0.0%、大変悪かった0.0%)
6.総 合 評 価
(大変良かった58.3%、良かった33.0%、普通8.3%、悪かった0.0%、大変悪かった0.0%)

 

【研修の感想】
・説明はわかりやすいが、スピードが速く感じた
・農業経営分析の点をもう少し学びたい。
・理想・目的から目標とその道筋を設定する考え方や、農家の声を聴き、解決案が自分から出てくるよう支援する考え方はとても参考になった。演習で使うデータについては、参考となる地区の平均のデータや、過去のものがあればやりやすかったと思う。
・様々な方と演習で打ち解けられて大変よかった。考えているより難しい。
・経営支援の手法、コミュニケーションスキルを詳しく説明いただいた。今後の参考となる内容ばかりでよかった。
・コミュニケーションスキルの話はよかった。
・コミュニケーションスキルアップの為のペア演習がよかった。
・改めて自分の話し方や考え方について考えさせられた
・普段やっていることだと思うが、意識してやることを学べた。

 

 

 

 

【JAの課題】
・本店と現場の温度差
・理想・目標に対し人員(特に人数)に無理がある。1人1人にかけられる時間が短い
・縦割りの事業形態が根強いので、横の連携をとれるようにしたい。
・職員の意識の向上
・支援マインドについて、普段から思っている通りだったので納得できた。本会も全国本部も提案という名のもとにセールスを行っていることも多いので、本当の経営支援にはなっていないと思う。農林中金の経営支援も決算書上のみなので、具体性に欠けると思う。押しつけではなく、農家の自発的なやる気を引き出せるようにしたい。
・農家とひざを交えた話ができるように歩けるかどうか。歩いて話すことを怖がらない。
・時間的に難しかったと思いますが、1.「法人決算書の読み方」を詳しく教わりたかった。
・研修など時間をかけて実施することが難しいと思われる。

 

コロナ禍明けの初めての研修講師で、数か月振りの登壇となりました。仕事ができる嬉しさ半面、マスクをつけて丸2日間話し続けることの大変さを実感する機会となりました。

経営分析演習のない研修内容で、コミュニケーションスキルが中心となりましたが、皆さん積極的に演習をしていただき、必要性を実感していただいたようです。

また、久々で気持ちが緩んだわけではありませんが、列車の時間を間違え到着時間に遅れるという失態を演じてしまいましたが、事務局の方の機転とフォローによりカリキュラムに大きな遅れもなく終わらせることができ、安堵しております。

いずれにしても、今年もキッチリとした事務局運営をしてくださった和田部長、小原課長、白井係長、あらためて御礼を申し上げます。ありがとうございました。今後もどうぞよろしくお願いします。