営農指導員向け「コミュニケーション研修」(和歌山)

10月31日(火)10時~16時まで、表記の研修会が、JAグループ和歌山農業振興センター主催で和歌山県JAビルで行われました。
出席者は県内全8JAから22名と県農1名、農業振興センターより1名でした。

【研修内容】
1.イントロダクション
2.コミュニケーションスキル(基本)
3.コミュニケーションスキル(応用)
4.コミュニケーションスキル(実践)

【アンケート結果】
(満足50.0%、やや満足45.8%、普通4.2%、やや不満0%、不満0%)

【組合員とのコミュニケーションにおいて苦労していること】
・相手の話が長すぎて、1件の対応が長くなりすぎるときがある
・年代の差がある方とでは、雑談が思うように進まない。
・地元ということで、組合員とのコミュニケーションが普段の生活にも影響するため、常に気を配る話が途切れることがある。
・自分から積極的に話しにくい。
・質問されても、なかなかすぐにこたえられない。
・話の話題作りがなかなか出来ないこと。
・話が長く続かない。農作業をやられていることが多いので、端的に言いたいことをまとめたい。楽しく話したい。
・気の短い人とかだと、すぐに答えを求められるから、知らないことがあった時の対応が難しい。
・異動したばかりなので、顔と名前が一致しない。まずはそこから。
・知識が足りないので、深い話ができない
・沈黙
・時々、何を話していいかわからないことがある。
・相手の望むことを探し、その情報を伝えること。
・話題がなかなか見つからず雑談があまりできない。
・コミュニケーションして、何を望んでいるかわからない。
・伝達力の弱さ
・対話の終わり方、切り出し方
・人との会話が不得意な人との対話。自分の知識不足。
・会話が続かず、途切れないよう話題を見つけること。
・共通の話題を見つけるのが難しい。
・事前準備(対話等)

 

 

 

 

 

【本日研修会全般について良かった点・改善すべき点】
・非常に全体を通してわかりやすかったです。
・グループ討論では他の方の意見を共有できたので、得るものがたくさんありました。
・経験の少ない新人やコミュニケーションの苦手な人にとっては、とても良い研修だと思います。苦手な人にとっては、1回では難しいと思うため、回数は必要だと思います。
・コミュニケーションの大切さ、今後改善したいことを勉強できました。
・少しペースが速かったので、ディスカッション部分をもう少し長くしてほしい。
・コミュニケーションは聴くことが大事というのは、聞いたことがあったが、実践を通じて「確かにそうだ」と再確認できた。
・グループワーク・ペアワークが多くて良かった。急いでいたので、9:30から始めるなど改善点がある。
・改めて注意する点が分かった。
・他の農協との交流ができ、楽しく研修できました。
・良かった
・特にありません
・他のJAの方と意見交換でき、良い機会になった。
・これから役立てたいです。
・問題から解決までの進め方や聴く側の必要なことを勉強でき、大変勉強になりました。
・全員参加型の研修会だったので、集中力が切れることなく、興味を持って受講できた。
・内容はけっこう難しかったですが、今日の研修で学んだことを活かしていけるよう頑張りたいです。
・「聴く」ことの大切さを学ぶことができたので良かった。
・進行(ペース)が早い

 

コミュニケーション研修は、いままで経営支援事業の一貫として行ってきましたが、営農指導員(経済渉外)向けの研修会は今回が初めてであり、内容を一から検討し直しました。基本的な考えは変わりませんが、”課題ありき”で臨むパターンと”まっさらな関係”からでは、おなじコミュニケーション研修でも入り方も違うことに今回気が付きました。
いずれにしても受講者の満足がえられれば幸いです。

最後になりましたが、虎伏センター長、仮谷部長、事務局の川口さま、前日より大変お世話になりました。
これを機会に今後もどうぞよろしくお願いします。