いわてアグリフロンティアスクール(岩手)

平成27年6月3日(水)、岩手大学、岩手県、JAいわてグループの共催である、いわてアグリフロンティアスクール(IAFS)で、「JAいわてグループにおける農業経営支援の実際」という講義を3時間ほど受け持たせていただきました。場所は、岩手大学農学部校舎。

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IAFSは「国際競争力のある高生産性ビジネス農業を育成すべく,経営感覚・企業家マインドを持って経営革新,地域農業の確立に取り組むアグリプロを養成する。」理念に基づき、県内の若手農家を中心に1年間の教育を行うプログラムです。プログラムの目的は、「アグリ管理士」の資格を目指すものです。

当日は県内若手農業者約20名を前に、JAグループ枠として農業経営支援の内容について講義を行いました。

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【講義内容】
●経営目的を立てる。
●経営目標を考える。
●経営計画はどのよにしてたてるか。
●生活費の目安
●経営手段=戦略と戦術について
●経営管理の必要性
●JAグループの農業経営管理支援事業とは。
・・・等

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受講生は県内農業の将来を担う、選りすぐり若手農業者ばかりで3時間の時間でしたが、最後まで集中して受講してくれました。

 

 

 

【アンケートの声】
●講義を受けてとても興味がわいた81.3%。少し興味がわいた18.8%
●講義を受けた感想、とても満足68.8%、満足25.0%
●大変理解しやすく説明していただき、今まで以上に学びたいと感じることができました。
●今まであまり意識していなかった生活費の重要性について考えることができて良かった。
●経営分析には手段、意思決定と実行が大切というのが目からうろこでした。
●今日の授業の内容をこれからの自分の経営に活かしていきたい。
●JAグループのシステムに期待します。

JAグループだけではなく大学や県も関わるプログラムを、大学の校舎の中で講義ができるという、大変貴重な経験を積ませていただきました。
これからもJAグループは、地元の農業を担う一人一人から地道に関係と信頼を勝ち取っていく必要があると思われます。その意味でJAグループに対してもお役にたてるセミナーが行えていたら幸いです。

事務局を務められた、佐藤教授、児玉教授、佐藤上席普及員、佐々木次長共ありがとうございました。
また機会がありましたら、どうぞよろしくお願いします。

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