平成30年4月11日(水)標記の研修会がJAおおいがわの農業経営支援課主催で行われ、終日講師を務めました。参加者は営農経済センター長・経営支援担当者・経済渉外・本店職員等の約30名でした。

当JAでは農業経営支援を本格化させるため、数年前より農業経営支援課を作り業務に対応しているようです。したがってより実務に資することを意識して研修を進めさせていただきました。

【内容】
1.パラダイムシフト
2.経営支援の進め方
3.経営分析演習
4.(補講)農業経営管理支援の全体像

【アンケート】
1.パラダイムシフト
(大変良かった66.7%、良かった33.3%、普通0%、いまいち0%、悪かった0%)
2.経営支援の進め方
(大変良かった66.7%、良かった33.3%、普通0%、いまいち0%、悪かった0%)
3.経営分析演習
(大変良かった53.3%、良かった40.0%、普通6.7%、いまいち0%、悪かった0%)
4.(補講)経営管理支援の全体像
(大変良かった60.0%、良かった26.7%、普通13.3%、いまいち0%、悪かった0%)
5.総合
(大変良かった73.3%、良かった26.7%、普通0%、いまいち0%、悪かった0%)

 

 

 

 

 

【アンケートの声】
ー研修についてー
・考え方を変えて取り組みを行っていきたい。
・経営支援に対する難しいというイメージより組合員との関係性、構築から意見を引き出すことにより共有して、取り組むことが大切と感じた。
・いかに経営支援が大切か理解しました。
・農家との信頼関係を築き、記帳代行を行いながら経営分析結果を継続的に行い、農家の支援を行っていきたい。
・初めての研修で難しかった。ゆっくり研修して欲しい。
・経営支援について学ぶのは初めてでしたが、最初に農家主体の経営改善という考え方を学べていいスタートになったと考えました。
・時間が足りなかったです。
・経営分析演習は勉強になりました。
・全てにおいて新鮮でした。
・支援マインドを大切に支援活動を行っていきます。
・経営について話をする機会が少なかったので、他部署の人と話し合いが出来てよかった。
・仮説をもとに結論を出すことで、物事を様々な角度から見つめ直すことができ、今までなかった新たな考えをもつことができました。
・今まで学んだことのない経営支援について知ることができ、これからの農家の訪問や接する際に活用していきたいと思います。
・グループワークで演習が出来たことは、良かったと思います。繰り返し、やっていく必要を感じました。
・経営支援を前より明確に理解することができた。考える重要性を知った。
・演習をやることによって寝ずにできた。
・経営支援の進め方、考え方について非常に勉強になった
・まったく知識のない状態でしたが、専門知識が無くとも経営支援を行うことができるとわかりました。
・改めて経営支援の難しさをかんじましたが、反面やいがいのあることでもあると感じました。
・支援マインドの例文で、自分たちの支援方法と比べてみるとほとんどおなじような方法で支援していた様に感じました。
・農家の経営は、農家とともに考えていかなければと強く感じました。
・記帳代行が重要だということがわかりました。

ーJAの経営支援事業の課題ー
・記帳代行の仕組み
・記帳代行による支援がすすんでいないので、確定申告の分析から経営支援ができればと思う
・経営支援担当者というくくりではなく、農協職員みんなが支援担当者という意識が持てればと思う。
・農家との信頼関係の構築
・JA内部の業務体制
・web簿記の利用者を増やし、継続していくこと
・他部門との連携
・本店と現場との温度差
・現場の中でも上司と部下との温度差
・職員が支援に対して同じ方向を向いていない。
・経営の相談する人がいない。
・どの地域もそうだと思いますが、記帳代行(確定申告)において、限られた人員、期間で大勢の組合員をこなさなければならないということで、やっつけ感がある。本来ならもっと大きく活用すべき。
・記帳代行を行うシステム機能、体制は考えなければならないと思いました。
・記帳代行が未経験のため、対応が不安
・地域によるが若手農家が少ない
・組合員とのコミュニケーションの不安が感じます。より良い支援のためには、訪問活動の強化が必要だと思いました。
・横のつながりが弱い
・記帳代行を行うツールはあるが、行える職員が少ないという現状があります。営農職員も少なく、減少しています。

ー今後具体的に釣り組むべきことー
・web簿記システムの普及(記帳代行ツール)
・生産者とのつながりをより深めていくこと。
・農家の方に日頃からコミュニケーションをとっていきたいと思います。
・地域農家との信頼関係を作っていきたい。
・記帳代行をすることを考えたい。青色申告+web簿記で組織化を考えたい。
・担当地区での訪問回数を増やしてコミュニケーションをとり、組合員の経営状況がこれからの経営目標などを聞いて回りたいと思います。
・経営改善の手助けが出来る様、懐に入れる関係を築く。
・農家に出向いて信頼関係を築き話をするようにする。
・まずは、分析と仮説の能力を上げることからはじめます。
・訪問し農家とのコミュニケーションを図る。
・生産者への訪問活動をふやし、信頼され話をしやすい状況に持っていくこと。
・組合員と信頼関係を築いていくこと
・農家に出向き、経営支援を理解してもらいお互い信頼しながら分析と今後の営農を考える。
・農業経営支援担当者が経営支援にやりがいをもてるような仕組みづくりをしたい。

今回行った研修と同様な内容は全国でも行っていますが、当JAのグループワークの議論を聞いていると、JAおおいがわの職員さんの意識も全国の水準と比べても非常に高いことが伺えました。
今後も経営支援に関わることで皆さんのお力になれれば幸いです。

最後になりましたが、事務局を務めて頂いた藤田さん、静岡県中央会時代から引き続き、大変お世話になりました。
今後もさらにJAおおいがわの経営支援事業を発展させていくことを願っています。