平成29年7月3日(月)に標記のセミナーがJA高知ビルで開催された。
高知県農業経営者組織連絡会議とは、平成20年7月に「農家の記帳・申告活動を促進するとともに、適正な経営管理による農業経営の安定的発展を図る」ことを目的に設定され、29年現在、県下7組織(JA青色申告会等)を会員として活動を行っている。

 

 

 

 

 

今回は総会終了後、会員組織代表者(農家)・組織事務局等(JA職員)25名を対象に「家計を見据えた農業経営管理~ステージに応じたライフ・マネープランの策定~」と題して2時間弱の講演を行った。

【セミナーの主な内容】
〇経営目的と目標
〇目的論と原因論
〇ライフ・マネープラン
〇各ライフステージの具体的な支出額
〇家計の把握と管理法
・・・等

 

【アンケート結果】
大変良かった75%、良かった12.5%、普通12.5%、いまいち0%、悪かった0%

【セミナーの感想】
・支援対象者のえい所を引き出すことや本人のやる気を引き出すことが大事。家計費は簡単に記帳を行う。農家さんに聴いてもらえて方が良かったかも。
・15年ほど前に県の農業振興センターの職員にライフマネープランを作ってもらいました。概ね予定通りの人生になってました。今後子供の教育費など出費が多くなるのであらためてマネープランを作り老後にも備えることを考えていと思います。農業事業のマネープランも10~15年くらいの計画を作る必要があると思いました。
・現場での経営指導に活かせる内容でとても勉強になりました。
・農家経営指導における目標づくりに大変役に立つと思われます。ありがとうございました。
・非常に解りやすい説明で良かったです。現場の農家さんをよくご存じで実態事例があったので解りやすかったです。これから、この研修の中でとてもよかたっ所を農業者向けの研修会で使わせていただけたらと思います。ありがとうございました。
・分かりやすい説明で良かったです。内容的にも十分理解できる解りやすく作られていて良かったと思いました。勉強になりました。セミナーに参加でき大変良かったです。ありがとうございました。
・金額が具体的なのが良かった。
・経営分析で生産者がどうなりたいかという部分の考え方があまりなかった。こうしないといけないばかりで引き出しが無かったのですごく参考になりました。
・目的、目標を設定して行動することが、高い意欲と自信を持って行動することができるとの話が早速明日から実績してみたいと思った。
・具体的な数値を元に目標を設定した経営支援を実行することに繋げることができそうです。
・ライフプランや目標設定をすることが大切であるということが良く理解できました。
・導入の目的と目標の区別の大切さは良く理解できたと思います。高知の農業の実態と少し離れたところがあるのではないか(数値・所得率等において)
・人生設計に応じて必要所得が変動する事。老後を見通した経営計画がいる事。→プラスの思考で経営に取り組む。
・経営支援をする際には償却方法について農家に押し付けていた。収量もJAで試算してしたところもあった。対象農家から「どうなりたいか?」「どうしたいか?」という視点で対応していきたい。
・生活費の必要なデータをまとめていてくれたり、ライフマネープランシートの作成により、農家に今後の計画性を考えさせるようにできるのが良かった。

【現在の課題】
・ライフプラン表を自分に記入してもらうにはどうしたらよいでしょう。持って帰っても記入しないようなので・・・。法人化を希望する農家に関するアドバイス方法などあれば。
・家計簿記帳
・生活費の管理。借入計画。
・農家の減少に伴う耕作放棄地を有効活用して農業経営の拡大が図りづらい。高知の場合は集落営農の充実が問題。
・労働力が足りない。その一言。
・経営指導で、技術指導と経営指導は両方ともだいじであるが、生活費の指導が難しい(収入は上がってきているが、生活費のチェックが農家には必要)。若手の経営者に今回のセミナーを受けさせたい(新規就農で経営にはタッチしていない若手が多い)。

 

開業後、高知に呼ばれるのは初めてでしたが、全国的にも進んだ取組をしている当県に呼ばれ話ができる機会をもらい大変光栄に思えました。また、一人で事務局を運営されていた山之内次長には、大変お世話になりました。
今後もどうぞ引き続きよろしくお願いします。